超歌劇『幕末Rock』黒船来航の京都公演を振り返って
2016/08/20から始まった、超歌劇『幕末Rock』黒船来航。
京都まで初日を観に行ったよ!
感想をしたためようとしたのですがどうしてもダラダラ長くなってしまってうまく書けなかったので、どうせ自分の振り返り用だし~と箇条書きにするよ!
率直な意見を述べているのでごく一部に褒めていないところもありますが、おおむねサイコーサイコーヒデちん最高愛獲ーとばかり言っています。あともちろん、ネタバレ満載だよ!
- 開演前からお登勢やん、勝先生たちが壇上に現れてのっけから悲鳴がすごい。大楽あたりではうっかり輝馬先生とか出てこないかな。
- 出出五色繚乱~!開幕とは予想外でびっくりした。当たり前だけど、今回は初めから五人揃ったシルエットで嬉しい。超魂團箱推しです。
- 15分くらいやるかと思っていたら今北産業感覚だった前回のあらすじ。
- 海を前にして、いきなり大声を出す龍馬にビビる。でもらち龍馬ってこういうキャラだったね!今回こういうコミカルな動き多い気がする。
- Jackのイントロがかかった瞬間の会場の動揺。
- 曲は好きなんだけどね…歌詞が合わないね…。でも「残響になり~」という歌詞がヒデちん担当になってるだけでなんかもう許すよ。
- 今回やたら背後のスクリーンに歌詞を映していたけど、ちょっと無粋感。
- 勝先生マジ理想の勝先生。
- 勝先生の自己紹介ソングの歌詞は全然聴き取れなかった。京劇音響悪い。
- 新ディは個人的にめっちゃ良かった!お登勢やんとの絡みはもはや夏休みの小学生。
- みつらさんは歌うと森久保みある。
- ヨッシーがジュニアに直弼を感じる…って言った時、てっきりジュニアに直弼の怨霊が取り憑いてるんだと思った。
- お登勢やんの「慶喜ちゃん」「直弼ちゃん」呼びには違和感。そこは「よしちゃん」か「のぶちゃん」がよかった。
- この後、志士と新選組の再会シーン入れて欲しかったな~。ジュニアを舞台上に出しっぱなしにしている以上は仕方ないのか。
- Giftぬい持ってる龍馬は正直可愛いof可愛い。
- 「お呼びでしょうか」土方さんかわいい…なんかえっち…。
- ソウちん明らかに呼ばれてるのにひじじに押し付けるのたまらん。
- 変態紳士のダイナミックセクハラと、生まれたての子鹿のように震えるソウちんに腹が捩れる。
- 佐々木喜英の生ぞぞぞ~が聞けるのは黒船来航だけ!
- 一瞬で頭の中が可愛くなる土方さん…原作以上ぜよ…。
- 「トサカくん!あんなのに負けないよね!」早速トサカくん呼びいただきました!
- 「ジュニア様~!」と出てくるお登勢やんとアンサンブルが自分の尻を押さえてるように見えて、あっ…(察し)となったけど、あれ後ろ手に団扇持ってたってことかな…?
- イントロだけでもソロWhat’s this?がかかったの嬉しい。好きなんだ。だってトサカくんがソウちんのために歌った歌だから。
- 超魂は「近藤さんにもらった」俺の全てだ!って台詞ちょっと追加されてたの…アワワ…。
- ×××ingの「天辺を目指さずして~」はとても好きなフレーズだから、はじめはジュニアに持っていかれたの少し嫌だったけど、ジュニアがそれだけ強大な敵だということは分かりやすかった。一人では歌いづらそうだった。
- 直弼が長州の超魂を奪うところを見て、「そうか…ジュニアは直弼の怨霊と契約したのか…」と完全に思い込んでた。
- 腑抜けになった長州に発破をかけるソウちん。でもゲームにあった「こんな負け犬は好敵手とは認めないから」等のツンデレ台詞が無くなったことで可愛げも少ないというか、舞台ちんはアニちんの延長線上的なキャラ付けなんだな~と感じる。
- ジュニアを褒める時のハイテンションちんにヒデイットみを感じる。声裏返りすぎでこんなん笑うに決まってるやろ!
- ジュニアの実力を探るために歌を交わせ、という指令なんかえっちくない???
- ジュニアの方からは全然ナデシコを褒めないから、舞台のジュニアはナデシコ個人への執着を感じない。それは舞台では「友達がいなくて孤独」という設定故か。
- 逆にソウちんの方は、歌を交わしたことでジュニアの根底の孤独とかを感じ取ったのかなぁ…とちょっと思った。この後でジュニア母の手紙も読んじゃうしね。
- 一方その頃「接待ィ!?」って声ひっくり返ってる土方さん過保護すぎで可愛すぎでは?
- 「超魂團も解散かぁ~」と茶化しているソウちんが一番解散するの嫌がってそうなの可愛すぎでは???可愛い。
- わざわざ新選組のところにやってくる龍馬は最高すぎでは…?インセク組いいよインセク組…仲良し感ほんっと可愛い。
- 共鳴進歌が私の知ってる共鳴進歌となんか違うカッコいいダンスナンバーになってるんですけど!?これが佐々木喜英の共鳴進歌…たぎる…。
- 個人的に、龍馬から起因される龍馬へのアンサーソングのような立ち位置で共鳴進歌が歌われたことが大変うれしく思います。
- 共鳴進歌の終わりにもう見えてる仮面。
- 長州が腑抜けてしまった原因を「超魂が奪われたから」にしたのは上手い改変だなぁと思った。ゲームだと唐突過ぎたもんね。
- もうパッション大陸の曲聴いても頭の中で誠仮面が歌うようになった…でも何言ってるか聴き取れない。京劇音響悪い。
- まさか誠仮面がゴンドラに乗るとは誰が予想しただろうか?ばくろの新選組には浅葱色のイメージ無いんだけど、仮面の色なのかな。
- 何故かケツを叩かれない龍馬と、何も答えてないけどケツを叩かれるお登勢やん。アンサンブルの乳タッチは回答と同義。
- 弱○ペダルネタはさすがに見飽きた。マベの代表作もっと他にもいろいろあるじゃん。
- 暁のFreebirdの使い方も予想外だったけど、土方と沖田がそれぞれ違うところで自分なりに戦っている表現になっていたのはとてもよかった。
- ナデシコに風呂の世話までさせてるのってセクハラじゃないんですか!?
- ブートキャンプ中に誠仮面がちょっかい出すのが日替わりみたいだけど、初日は腕立て伏せしている龍馬の足を持ち上げて、京都楽では桂の上に座ってた。じわじわくる。
- フリーバーからの不完全パズルの謎の疾走感。もう全てがどうでもよくなってしまう、この快感こそ超歌劇。
- いや本当、このわけわかんないけど楽しい感じが中毒性ある。最高だよ超歌劇…。
- 不完全パズルで踊ってるソウちんへの、「これお前の曲じゃねーから!」感を上回る「踊れてよかったね!」感。これ去年のハチノジでも思った。
- シンディの拳銃は目覚まし時計。
- 銃の撃ち方すらいちいちカッコいいソウちん。反動の感じがさすが。
- 「おはよう、ソウちん」の言い方なんか朝チュンぽくない?朝チュンだった!
- 「そこの人」呼ばわりが無かったり逆ギレしなかったり、やっぱり舞台ちんはゲームよりちょっと大人。でもアニちんよりはギャグ。絶妙な折衷ちん。
- 誠仮面だけ円陣に加われないまま頭上で同じ動きしてるのツボすぎてつらい。
- 幕末Rockで一番好きな曲が群青を射す光なので、歌ってくれて嬉しい。これ歌ったうちに入るのか微妙だけど。
- ジュニアと直弼の対比と共通性の描き方が見事だった。吉谷さんは資料集の裏設定などもよく取り込まれるよね。
- ジュニアが超魂團以外にとってもきっと大切なものだろう超魂を奪ってきたことの意味や理由が納得いくように描かれていて、見事な補完だったと思う。確かにこの話にはJ出せないよなぁ。
- 対する龍馬は、松陰先生にもらったギターを抱きしめて喜んでいた姿が無邪気で、彼も彼で孤独だったけれど他人に認めてもらえてギターという友達を得られたことで、道を踏み外さなかったのかな…と考えさせられる。
- 終盤、ジュニアの部下が龍馬のギターを盗むのが意味分からなかったんだけど、あれは友達(ギター)を持つ龍馬へのジュニアの嫉妬みたいなものだったのかな。
- 思いついたことを書いていたら話が前後したけれど、フジロックフェス。「超魂團の一員としてね!」と参戦するソウちん嬉しそうでかわいい。素直じゃないんだから。
- ギャグ的な印象のあったMASTER COMMUNICATION、ノリノリ曲の絶頂SPIRALがまさかのシリアス展開に使われるとは思ってなかったが良いねぇ!真面目に曲そのものと向き合って流れが構成されているように感じる。
- 絶スパに合いの手を入れるの楽しい。ただテンポも速いし観客が歌うのはキツい(キャストの歌聴きたい)。
- 勝先生の殺陣カッコいいけど少し長いなぁ…。直弼の残した刀で直弼の怨霊みたいなものを倒してヨッシーを守る、この関係性は好き。
- 新直弼は直弼が本来持っていたのだろう優しい雰囲気と妖艶な色気が合わさっていてすごくすごい。絶スパの間ずっと苦しそうにしてるの大変そうだった。
- ジュニアが支払う「税金」が最初何を指してるのか分からなかったんだけど、他人から奪った超魂の寿命ということでいいのかな?
- 証拠の見せ方うまいなぁと感心した。さりげなくトサカくんとソウちんの仲良しアピールあざっす!!
- WHITEのダンスは想定外だったが、長州と新選組が揃っての脱衣は前回無かったから嬉しい。
- ジュニアを止めるとかではなく「救う」という言葉が出てくる、そんな坂本龍馬が好き。
- 戦いに赴く前の龍馬がマフラーを託す相手が桂さん、というこの信頼表現好き。前作再演でもギターを置いていこうとした龍馬を呼び止めたのも、龍馬が戻ってくることを信じてギターを整備していたのも桂さんだったね。
- キビッキビ踊り出す龍馬にはびっくりして変な笑い出た。
- 海兵を引き連れたジュニアと黒子アンサンブルを従えた龍馬の対峙、カッコいいんだけどあの黒子は何のイメージなんだろう。Rockの熱情?
- 混色様式の途中で龍馬が胸元を撫でる動きするの、同じ振付師だからだとは分かっているけれど、ヒデがよくやる動きだからまるでソウちんが振り付けしたみたいで来るものがある!深読み!
- ヒデちんの「ばいばーい」はひらがなで言ってなさそう。カタカナな感じする。
- 一応桂さんには握手するソウちん、途中で気遣ってもらったからかな。
- 抱き合って炎に飛び込む長州かわいすぎ。身長近いから余計にニコイチ感が増す。
- 結局は独りぼっち、のジュニアに「夢から覚めよう」のフレーズで応える龍馬マジ主人公様。
- 歌で戦うこの作品において、ガチ殴り合いをすることに関しては、正直もやもやするところもある。だけどジュニアがあまりに楽しそうに笑うから、まさに友達同士が夕日をバックにじゃれ合っているみたいだから、これでもいいのかもしれないとも思う。あとらち龍馬はすぐ足が出るキャラ(前作の犬の扱いより)。
- 今回は逆に犬の尻尾を踏んじゃって謝っていたのが好対照。
- まさかCrash My Headがエンディング曲になるとは!明るく楽しい大団円でとてもよかった。でもヲタ芸覚えられない。
- ペンライトを振るヒデちんの華麗なステップ優雅すぎない?優雅すぎる愛獲。
- 今回のカーテンコールは龍馬ひとりではなく、龍馬とジュニアをW主人公のような扱いにしているのが映える。
- アニメにはならなかった超魂シナリオだけど、こうしてジュニアも脚光を浴びる日が来てよかったなぁ。
- 自分にも超魂が目覚めて、「オレはまだ歌えるのか?」と言うジュニアたまらない。
- ジュニアは他人から奪った超魂を燃やし尽くしてしまったのだから結構悪どいこともしているが、ゲームに比べて舞台は「誰かも長州のように再起できるかもしれない」という希望が持てる。ゲームでは投げっぱなしのソウちんが持ち帰った暗号も見事に拾うし、舞台版の改変は本当に上手い。この手腕が、原作ファンにも超歌劇が受けた要因なんだろうなぁ。
- 超歌劇ずっと続いてほしいよー。
- 吉谷さんとらち龍馬とヒデちんとてるゾーも続いてほしいよー。
- ヒデちんよくもじもじしてたのかわいかった。
- ヒデちんはかわいい。
- ユーは歌の女神だ!エンジェル!
購入すれば無料で共鳴進歌が見られる。